昨日の守屋元防衛事務次官の汚職疑惑に関する国会での証人喚問の様子を見ておりました。事前に予告されておりましたのでどのような様子か興味もありましたが何も新しいことは言いませんでしたね。結局最後まで見てしまいましたが、自分が不利になることは言わないだろうとは初めから思っておりましたが疑惑を生んでいる相手と個人的に如何に深い付き合いだったかということは大変よく分かりました。
普通に考えれば、これだけの関係を続けて行く上で見返りの便宜をはかったことは皆無だと言い張っておりましたが、そんなことがあり得ないことは、誰がみても明らかなことです。
国家公務員法倫理規定では、ゴルフ・マージャｙン等を利害関係者とすることは原則禁止ですが、友人などと行うことは疑惑を抱かせない程度なら許されるようです。金品の授受も日常行われることであれば許されるんですね。
これらの境目の判断は難しいところですが、結局役得のある立場に長い事据えておく人事は、絶対に止めるべきです。金まみれのこの世間ではどうしても立場を利用しての交際は、例え古くからの付き合いの間とはいえ誤解が生じない訳がありません。
多くの日夜訓練に励んでいる皆さんの上の者がその間ゴルフ・マージャン
会食接待に明け暮れていたなんて考えるだけで
腹が立って怒りがこみ上げる思いです。こんな最低のモラルすら持ち合わせていない人間が長期にわたり最高幹部に居座っていれた組織そのものに大きな問題があると思います。