最近格差社会という言葉が良く聞かれるようになりました。
昔の戦後間もない混乱の社会を生き抜いてきた私達の世代は、経済的には本当に貧しい日々を経験いたしました。今の生活状態から考えますと夢のような話かもしれません。でも今思えば当時の方がもっともっと精神的には豊な時代だったと感じています。そこには公助、互助、共助の精神があふれていたような気がしています。
最近の世相を見ていますといつも問題にされます生活保護を受けておられる皆さんにとっても今の時代は、満足な生活すら保障されなくなりました。
自立支援の政策でも高齢者、障害者の切捨てによりますます格差社会に突き進んでいく感じです。憲法に保障されている生存権なるものを少しでも認めて貰える社会になるには程遠い国の政策ばかりで実態とかけ離れたこのような現実に私達はどのように対処したら良いのでしょうか。
今の政府に望むことは、少しでも弱者救済の政策を実現させて格差是正を図って頂きたい思いです。